2016年05月

      仙道三十三観音巡り 第二十五番札所を訪ねて(20164

 

第二十五番 岩崎山普門寺 真言宗 十一面観世音菩薩

      福島県白河市表郷中野字岩崎 

          観音堂だけがある

 岩崎山普門寺は、白河市街から県道76号で白河の関跡がある旗宿へ向かい、途中棚倉、表郷へ行く県道280号へ左折し、300mくらい行って更に左折、橋を渡った先、岩崎集落の奥にある。県道から入るところと集落に入ったところに観音堂への案内板がある。

 集落の路地に入ったところに車を止めさせてもらう。
 
 家と家の間、軒の先を通らせていただき行く。細い道。
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 つきあたり、石段と仙道三十三観音第二十五番札所との石柱。

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 石柱の下 二輪草。
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杉林の中、観音堂だけがある。寺はない。
お参りする人はあまりいないようだ。 

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 柱には、かつて訪れた人達が、訪れたことを示した板が打ち付けられている。
 堂の中を窺うと、観音様の写真らしきものがあるのみ。本尊は別のところに安置されているようである。
 堂の前で手を合わせる。
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      仙道三十三観音巡り 第二十番札所を訪ねて(20164

 

第二十番 聖務密山持宝院如意輪寺 真言宗 如意輪観世音菩薩

      福島県東白川郡棚倉町大字八槻字大宮 

 

 如意輪寺は、奥州一之宮「都々古別神社」と道路(国道118号)をはさんである。平成22年11月に建て替え落慶した大きな大変立派なお寺である。
 碑文には、「当寺は、はじめ、都々古別神社の東の地に隣接し、古くより社僧の職を務めてきたが、明治初期の神仏分離令により現在地に移り覚乗院と合寺、更に系列の諸末寺が合併され、如意輪寺を公称し今日に至る。」とある。
 
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 山門をくぐり境内の正面に本堂。御住職が庭の手入れをしておられたのでお話しを伺う。
 仙道三十三観音巡りをしていると言うと、観音様は本堂の中にいる、上がって拝んでよいとのこと。本堂は東日本大震災の直前に改築したが地震での被害はほぼなかったそうである。
 本堂に上がる。正面に如意輪観音像、金色の半跏思惟像である。手を合わせる。

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 都々古別神社にも参拝してきた。

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